複雑で、輝きに満ち、完全に“Kawaii（かわいい）”

2024年10月23日 - ウブロと日本人の現代美術家、村上隆氏による最新作がついに登場しました。「MP-15タカシ ムラカミ トゥールビヨン サファイア レインボー」は、村上氏のアイコンである「お花」を、色とりどりの宝石をあしらったサファイアの彫刻に見立てたもので、ウブロ初のセンタートゥールビヨンムーブメントを搭載した世界限定20本のタイムピースです。

絵画、彫刻、インスタレーションといったファインアートから、ファッションやアニメーションといった商業メディアまで、現代アートの既成概念を超えて、村上隆は「スーパーフラット」と呼ばれる独自のアートムーブメントを生み出しました。ハイアートとロウアートの境界を曖昧にしながら、村上氏は日本芸術の伝統美と現代アートや文化を融合させています。彼の作品の中で最も象徴的なのは微笑む「お花」であり、ウブロは過去のコラボレーション作品を通じて、この「お花」を時計製造に取り入れてきました。

この「MP-15」モデルは、境界を打ち破り、期待を超えるという共通の情熱から生まれた、満開の友情の象徴です。ウブロと村上は2021年に初めて組み、それぞれのアートフォームで境界を打ち破り、期待を超えるという共通の意欲を持ちました。村上の名を冠した「クラシック・フュージョン」のモデルや、ユニークな作品と組み合わせたNFTアートワークシリーズを経て、チャリティオークションONLY WATCH 2023のために「MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨンを発表し、パートナーシップを次のレベルに引き上げました。村上氏の最も象徴的なモチーフのひとつである 「お花」を再構築した「MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨン」は、現代アート、アヴァンギャルドな時計製造、卓越した宝石セッティングをシームレスに融合させた、ウェアラブルな彫刻へと変貌を遂げました。そのためには、トーンを完璧に変化させる宝石を厳選する必要がありました。

サファイアクリスタルの塊から丹念に作られた、42mmサイズの「お花」のケースは、12枚の花びらで構成されています。それぞれにポリッシュ仕上げのチタニウム製インレイが施され、ブリリアントカットのルビー、ピンクサファイア、アメシスト、ブルーサファイア、ブルートパーズ、ツァボライト、イエローやオレンジサファイアなど、合計444石のカラーストーンがセットされています。これらの宝石は、オリジナルの村上の「お花」のように、それぞれの花びらの色が異なり、鮮やかな色になるように配置されています。

この「MP-15」には、高度なジェムセッティング技術だけでなく、真に革新的な機械式キャリバーが搭載されています。　　キャリバーHUB9015のセンターフライングトゥールビヨンは、2つのきらめく目と微笑む口がエングレービングされたドーム型サファイアクリスタルから鑑賞することができます。ウブロ初となったセンタートゥールビヨンは、機械式ムーブメント自体を再構築するという、高度な技術が要求される極めて貴重な複雑機構です。また、このキャリバーは約120時間という超ロングパワーリザーブを誇ります。ウブロは、その巻き上げを可能な限り容易にするため、リュウズに装着して100回転でツインバレルを巻き上げることができる、充電式スタイラスを特別に製作しました。

この彫刻のようなウェアラブルアート作品には、革新的で独創的な時計製造というコンセプトが主役となります。「MP-15」のセンターフライングトゥールビヨンを見ることを妨げないよう、時分針はトゥールビヨンの外周を回転する2本の針で表示されます。針はトゥールビヨンケージの下に配置され、複雑な同軸構造により、その先端だけが上下に曲げられています。開口部には、12個のバトンインデックスを配したフランジリングがあり、それぞれのインデックスが花びらの色に続いています。「MP-15」の視覚的な魅力は、ムーブメントのほとんどの部品がスケルトナイズされ、まるで真空の中に浮かんでいるかのように見えることでさらに高められています。まさに卓越した時計製造の偉業といえるでしょう。

仕上げに施されたストラップはシースルーで、村上隆のシグネチャーである「お花」モチーフがあしらわれています。ケース同様、バックルもサファイアクリスタルとチタニウム製です。

この芸術的な試みは、その大胆さによって現代アート愛好家の評価を得、その複雑さによって目の肥えた時計愛好家の評価を得ることでしょう。「MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨン サファイア レインボー」は世界限定20本で、世界中のウブロブティックおよび正規販売店でお求めいただけます。

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