電気メッキ

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カテゴリー: クラフツマンシップ
「色が生命を得る場所。」
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化学的に色をつける

ウブロ マニュファクチュール内の真の実験室、電気メッキ部門では色づけが行われます。

電気メッキとは、電流によって正電荷の溶解金属イオンから金属を還元させ、伝導性のあるベースに金属の膜を形成する工程です。つまり、金属で対象物をメッキすることです。

時計の内部および外部に統一感のある色彩を与えるため、電気メッキ部門ではムーブメントの地板やスケルトン ダイアルのブリッジ(アエロ・バンなど)、レバーなどのより小さな部品など、さまざまな種類の構成部品に電気メッキを施しています。化学者が率いる電気メッキ チームでは、研究開発部門と共同でさらに進化させた溶液を考案し、新しい色の可能性を追求しています。

金属にメッキを施すには、機械加工されただけの未加工の部品をまず超音波洗浄し、次に弱酸性の溶剤に浸して油分や汚れを取り除きます。この時、酸化した層が表面に金属の膜を形成します。統一感のあるメッキを形成し、金属の表面にしっかりとしたコーティングを施すためには、清潔な状態の金属であることが重要です。

洗浄された部品は、金属酸溶剤に浸すと素材がコーティングされたカラーになります。付けたい色によって異なる金属要素が使用されます。たとえば、ブラックカラーにはロジウムが、グレーやシルバーにはルテニウムが使用されます。部品はゴールドやプラチナなどの貴金属でもコーティングできます。これにはイエローゴールドやレッドゴールドなどのさまざまなカラーのゴールド合金も含まれます。

電気メッキは単に見た目を良くするだけでなく、金属を硬くしたり、破損や酸化を防いでくれる層を形成することで、素材の性質を変化させたり、改善することができます。

また、電気メッキ部門では、実験室内で蛍光X線(XRF)機械を使用して、メッキされた部品の最終的な品質を確認するだけでなく、マニュファクチュール製造および外部供給の部品の素材組成についても検査を行っています。

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