ウブロのクラフツマンシップ

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スケッチからプロトタイプへ 製品の製造が開始するまでには、まず鉛筆でスケッチが描かれ、仮想モデルが作られ、最後にプロトタイプが組み立てられます。  
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スケッチからプロトタイプへ

製品の製造が開始するまでには、まず鉛筆でスケッチが描かれ、仮想モデルが作られ、最後にプロトタイプが組み立てられます。

創造力がどのようにして生じるか、それはとても興味深いものです。歴史の記録を読んでいる時や公園を散歩している時に突然ひらめきがやってくることもあります。つまりインスピレーションの源は無限にあります。

ウブロ マニュファクチュールでは、そのようなアイデアはさまざまな専門家や部門で共有され、実現へこぎつけています。製品またはムーブメントのスケッチから3D仮想モデル、続いてプロトタイプが作られ、最終的に製品化されます。この全工程において、根気強さ、専門技術、数多くの試行錯誤が必要とされます。

1. ムーブメントのデザイン

まずアイデアが鉛筆で描かれ、次にウブロのマイクロ工学エンジニアと製図工が共同で新しいムーブメントの部品を製造するためのプランを練り上げます。

ムーブメントのコンセプトはまず鉛筆で紙にスケッチすることから始められます。これによって、必要な基本機能、コンプリケーション、おおよその形、デザインの方向性が明確になります。

基本的なムーブメントのデザインが決定したら、マイクロ工学エンジニアと製図工が共同でムーブメントおよびその部品、またそれらの製造および組み立て方法の正確な青写真を作ります。

ムーブメントが先か、時計が先か?

新しい時計のコンセプトはそれぞれ特定の要件を満たすために考案されます。たとえば、サッカーの試合を計時できるクロノグラフの開発の場合には、その成果としてウニコ バイレトログラード クロノ ムーブメントが誕生しました。また、通常はムーブメントのコンセプトが先に決定しています。たとえば、アンティキティラ機構などでは、時計の完成形よりも先にムーブメントが決定されていました。

2. 時計のデザイン

新しいアイデアの最先端では常に、デザイナーはウブロのDNAからだけでなく、ウブロのアンバサダーたちからもインスピレーションを得ています。すべては、スケッチを詳細に紙に描くことから始まります。

「融合の芸術」は単なるキャッチフレーズではありません。これはウブロの製品開発において核となる姿勢および価値観です。

まったく新しい時計のコンセプトを作り出す場合でも、ウブロのラインナップにある既存のクリエーションを応用する場合でも、ウブロのデザイナーはウブロのクリエーションの膨大なレパートリーからだけでなく、ウブロのパートナーやアンバサダーからもインスピレーションを得ています。

さまざまなデザイン要素と機能を組み込むためには、新しいムーブメントおよび素材、ディテールを開発できるマニュファクチュールを備えていることが重要です、また、同様に通常のケースの形、ダイヤルのレイアウト、シグネチャーであるH型ビスの形、リューズやプッシュボタンの形など、これらすべてを紙にスケッチすることも重要です。これが、ウブロのマスターピースを製作する最初の段階だからです。

3. プロトタイプ製作ワークショップ

プランが検証されると、プロトタイプ製作の時計師がテクニカルオフィスのエンジニアたちと共同で、製品化を前提としたムーブメントのプロトタイプを製作します。

研究開発部門のすぐそばに配置されているプロトタイプ製作部門では、製品プランや青写真における検討事項を考慮し、実体のある可動プロトタイプを製作します。基本的にこれが最初の可動モデルとなります。

プロトタイプ製作部門では、適切に機能するように部品やオリジナルのデザインに何度も改良を重ねていきます。実際の環境で仮想3Dモデルの完全な環境と同様に機能させるのは至難の業です。

また、プロトタイプ製作部門ではテクニカルオフィスのエンジニアたちと共同で、青写真の製作、部品を製造するために必要な方法論の確立、標準的な方法でのムーブメントや時計の組み立てなども行っています。

このようなプロトタイプの製作方法は、新しいケースデザインや素材にも適用されます。これらは、耐久性、防水性、空気圧抵抗、デザインや仕上がりの全体的な調和について確認および改善が行われます。